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すぐそこ世界ごはん

モンゴル料理「チャハル」 塩味で素材生かす /愛知

ゲルの中で民族衣装に身を包む夫スンゲさん(右)と妻アオトゲンさん。手にした楽器は馬頭琴=三重県鈴鹿市で2020年11月26日、太田敦子撮影

 一歩足を踏み入れるとまるで別世界。三重県鈴鹿市のモンゴル料理店「チャハル」は、「ゲル」と呼ばれるモンゴル遊牧民の移動式住居で食事を楽しむ。民家の庭先にあり一見テントのようだが、天井は高く、想像したよりずっと広い。

 ともに30代のモンゴル人夫婦が営む。店名は夫スンゲさんの古里の地名から取った。留学生として来日し、留学生仲間だった妻アオトゲンさんと知り合い結婚、就職した。2016年に自宅に念願のゲルを建て、店を開いたそうだ。

 アオトゲンさんは「日本ではモンゴルといえば相撲が盛んなことぐらいしか知られていない。何を着てどんな生活を送っているか、文化を知ってもらいたい」と話す。本物を見せたいと、ゲルはモンゴルから船便で取り寄せ組み立てた。税関職員からは「材質は? 輸入禁止品は使われてない?」と質問攻めだったとか。

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