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民俗伝奇小説シリーズ完結 宇江敏勝さん「狸の腹鼓」 /和歌山

「狸の腹鼓」を紹介する宇江敏勝さん=和歌山県田辺市役所で、竹内之浩撮影

 熊野の自然や歴史、人々の暮らしをテーマに文筆活動を続けている田辺市中辺路町野中の作家、宇江敏勝さん(83)が、2011年から取り組む民俗伝奇小説集シリーズの完結作「狸(たぬき)の腹鼓」(新宿書房)を出版した。

 宇江さんは県立熊野高を卒業後、炭焼きや林業に従事。「山の作家」として経験を生かしたノンフィクションやエッセーなどを執筆してきた。同シリーズは若い頃に古老から聞いた話や自身の山暮らし体験を基に、年1冊出版。10冊目の今作は中短編4作を収めた。

 コロナ禍に触発されて書いた「牛車とスペイン風邪」は、スペイン風邪が世界的に大流行し始めた1918(大正7)年の田辺の様子を描いた。宇江さんは「現在の状況とよく似ている」と言い、当時「呼吸保護器」と呼ばれたマスクの着用やうがいの励行、小学校の休校、薬の品切れなどの場面が登場する。

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