全国4位の墳丘規模を誇る岡山市北区の造山古墳(前方後円墳、全長350メートル)で埴輪(はにわ)列が初めて確認され、岡山市教育委員会は11月29日、発掘現場を一般公開した。市教委文化財課の寒川史也主任は「埴輪列の発見で、古墳築造時の具体像が分かる。多くの人の手がかかっていたとみられ、地域を治めた王の墓にふさわしい」としている。
全国最大の大山古墳(仁徳天皇陵、堺市、全長486メートル)など巨大古墳の多くは宮内庁が陵墓として管理。造山古墳は墳丘に立ち入れる古墳としては最大で、5世紀前半の吉備地方を支配した王の墓とされる。
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