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「選択的夫婦別姓」を巡る議論が自民党内で活発化している。先月下旬以降、賛成派と慎重派が立て続けに会合を開いて議論を深めているが、双方の主張の隔たりは大きく、着地点を見つけるのは難しそうだ。
1日午前に自民党本部で開かれた「党女性活躍推進特別委員会」で、夫婦の姓の問題が初めて議題に上がった。別姓制度導入を求める多くの議員が詰めかけ、「少数でも不便だという人がいれば、100%の人が幸せになることを目指して工夫すべきだ」などの発言が相次いだ。
一方、党の機関での議論が「導入ありき」で進むことを警戒した慎重派も出席。「子供と孫とおじいちゃんの名前が違うことになりかねない。墓地に違う名前を刻むのか」などの懸念を表明し、両者譲らず、議論は約1時間にわたった。
選択的夫婦別姓は、…
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