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「窓」と表現、豊かな物語 現代作品中心に約100点 香川・丸亀で企画展

 「窓」から広がるイメージは限りない。窓は別世界を切り取るフレームであると同時に、内と外をつなぐ通路にもなる。15世紀イタリアの人文学者アルベルティは、新しい世界の眺めをもたらす絵画を「窓」に例えた。香川県の丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で開催中の「窓展」は絵画や写真、インスタレーションなど約100点を展示。11章立てで窓とアートと建築をめぐるさまざまな関係を読み解く。

 窓は多くの画家が好んで描いたモチーフ。絵画に描かれた窓はもう一つの絵画、いわば画中画として機能する。たとえばピエール・ボナールの「静物、開いた窓、トルーヴィル」(1934年ごろ)。優雅な食卓、船の浮かぶ海という光景が窓を隔てて一つの画面に隣り合う。小説家、小林多喜二の獄死を題材にした津田青楓の「犠牲者」(33年)は、つり下げられた男性を画面いっぱいに描く。十字架のキリストを思わせる男性の足元には…

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