米大統領選で勝利を確実にしたバイデン前副大統領は11月30日、新政権の経済政策を担当する主要閣僚・高官を発表した。財務長官に米連邦準備制度理事会(FRB)前議長のジャネット・イエレン氏(74)を指名したほか、大統領経済諮問委員会(CEA)などの主要ポストに有色人種や女性を起用するなど政権内の多様性を重視。いずれも副大統領を務めたオバマ政権で経済政策に関わった経験者を登用した。
イエレン氏はオバマ政権時の2014年から4年間、女性初のFRB議長を務めた労働経済学の専門家。上院の承認を得れば、女性初の財務長官に就任する。バイデン氏は、新型コロナウイルス危機からの景気回復を財政・金融政策一体で支えるため、金融政策に精通したイエレン氏にかじ取りを委ねた。
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