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梅本和義(うめもと・かずよし)さん(69)
外務省で北米局長、駐イタリア大使などの要職を歴任。昨年退官し、この秋、諸外国との文化芸術交流を進める独立行政法人で、職員270人、25の海外拠点を擁する国際交流基金のトップに就いた。
「日本文化のアピール力の強さ、多様性を身をもって経験してきた。日本の文化への国際的な興味や好奇心は強く、すでに需要はある。できるだけ供給側が応えていきたい」。在外勤務で得た実感を込め、抱負を述べた。
新型コロナウイルスの感染拡大により、リアルな人的交流や芸術イベント、日本語能力試験などの事業を思うように開けていない。厳しい状況下での船出だが、オンラインの可能性に言及し「オフラインでは届かなかったエリアの人たちに手を伸ばすことができる。ぜひ新しいフロンティアを開拓したい」。逆境をバネに意気込む。
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