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免疫の強さの調節にミトコンドリア関与 阪大など確認

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 細胞がウイルスに感染すると、生物の細胞内にある小器官「ミトコンドリア」が栄養状態に応じてウイルスを攻撃する免疫の強さを調節していることが明らかになったと、大阪大などの研究チームが英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズで発表した。細胞を使った試験管内の実験で確かめた。生体では、病気や加齢などに伴い細胞内で栄養が不足すると、免疫が抑制されて増殖が止められずに重症化する要因となっている可能性があるという。

 ウイルスは鼻や口などから生体内に侵入し、細胞内に遺伝情報を送り込むことによって感染が起きる。生体は免疫反応を起動させ、ウイルスを除去しようとする。この働きに、細胞内で酸素を使ってエネルギーを生み出すミトコンドリアが関わっていることは知られていたが、そのメカニズムは不明だった。

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