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「事件当時認知症」男性、万引き有罪再審請求へ 大阪

 スーパーで万引きをして有罪判決を受けた大阪市城東区の70代男性が3日、事件当時は認知症で心神喪失状態だったとして、大阪簡裁に裁判をやり直す再審を請求する。判決の約2カ月後に起こした別の万引き事件で精神鑑定が行われ、男性は衝動の抑制が難しくなる「前頭側頭型認知症」と診断され、無罪判決を受けた。弁護側はこの鑑定書に加え、有罪とされた事件当時も認知症の影響があったとする医師の鑑定書を新証拠として提出し、再審無罪を求める方針だ。

 被告の認知症を理由に無罪にしたり、公判を停止したりするケースはあるが、再審請求は極めて異例だ。弁護人は「認知症の影響で本人には責任能力がなく、名誉回復を図りたい」としている。

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