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「CNNがトランプが勝ってしまうと放送」 日本語版ツイッターで拡散されている情報は「不正確」

 米大統領選に関し、「米大手放送局のCNNがトランプ氏が勝ってしまうと放送をした」という情報が、日本語版のツイッターで拡散されている。だが、言及されている番組は9月末のもので、ジャーナリストが「トランプ氏が一般有権者の投票で敗れた場合でも、状況により連邦議会で再選される可能性がある」などと指摘しただけで、バイデン氏が11月に当選確実となった後に「トランプ氏勝利の見通し」と見方を変えて報じたわけではない。ツイッター上の情報は最近の報道のように扱っており、不正確だ。【和田浩明/統合デジタル取材センター】

CNNが「パニック放送?」

 問題の情報は、米国の保守系のジャーナリストやメディアが米国時間11月27日夜(日本時間28日午前)ごろに英語で紹介した内容を、まとめサイト「トータルニュースワールド」などが日本時間28日に日本語で掲載した。その見出しは「CNNが2020年大統領選挙にトランプが勝ってしまうとパニック放送!」。これを美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長ら複数の人がツイートし、なかには1700件以上リツイートされているものもある。

 こうしたツイートには「CNNによるトランプ批判とバイデン推しも限界と悟って焦っているのか?」「元々トランプが圧勝の選挙戦でした。当たり前の結果に落ち着きそうと言う事ですね」といったリプライが書き込まれている。バイデン氏の当選確実が報じられる中、…

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和田浩明

1991年4月入社。英文毎日編集部、サイバー編集部、外信部、大阪社会部を経て2003年10月から08年3月までワシントン特派員。無差別発砲事件、インド洋大津波、イラク駐留米軍や大統領選挙を取材。09年4月からはカイロに勤務し、11年1月に始まった中東の民主化要求運動「アラブの春」をチュニジア、エジプト、リビア、シリア、イエメンで目撃した。東京での中東、米州担当デスク、2度目のワシントン特派員などを経て2019年5月から統合デジタル取材センター。日本社会と外国人住民やLGBTなどの今後に関心がある。

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