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コロナ禍で成人式どうなる? 中止、屋外開催、オンラインには反発も…

盛岡市で開かれた今年の成人式で喜びを分かち合う新成人たち。来年はオンラインで開催する=盛岡市本宮5の盛岡タカヤアリーナで2020年1月12日14時3分、山田豊撮影

 新型コロナウイルスの感染が再び拡大する中、各自治体が来年1月の成人式を予定通り開くかどうか苦慮している。中止またはオンラインでの開催を決めた自治体がある一方で、新成人らの反発でオンライン開催を断念した自治体も。成人式は密になるのが避けられず、同窓会など大人数で飲食を共にする機会もあるため、感染を広げる恐れも拭えない。とはいえ新成人にとっては門出を祝う一生に一度の行事だ。コロナ禍で迎える初めての成人式。開催すべきか中止すべきか――。【田崎春菜】

 感染状況が悪化している札幌市は11月30日、「1月になると今よりも寒くなり乾燥するため感染リスクが高まる」として、1月10日に札幌ドームなどで予定していた成人式を中止すると発表した。北海道内では函館市や北斗市なども中止を決め、帯広市は8月に延期。盛岡市は通常の式典を中止し、実行委員のみの式をオンライン配信する。

 医療体制が脆弱(ぜいじゃく)な離島でも中止や延期の動きが広がる。9割が島外から帰省する鹿児島県瀬戸内町(奄美大島など)はウイルスの持ち込みを警戒して中止に。実行委員で町内に住む弓削華蓮(ゆげかれん)さん(20)は「コロナさえなければ開きたかったが、帰省した人の中に無症状の人がいれば、島はお年寄りが多いので心配。島のことを思うと仕方がない」と話す。同県では徳之島にある徳之島町など3町が来年5月に延期した。

 一方、例年全国最大規模の約2万5000人が横浜アリーナに集う横浜市は7月、オンライン形式での開催を発表したが、新成人や保護者から式典の実施を求める声が殺到したため、2会場計8回に分けて開くことにした。各回2000~4000人程度に抑え式典は約15分間に短縮。担当者は「現時点では国や県の大規模イベントに対する自粛要請もないので市民の意向を尊重したい」と述べた。

 東大阪市は…

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