新型コロナウイルスの感染拡大で医療崩壊の危機が迫っているとして、大阪府は3日に緊急の対策本部会議を開き、感染状況を判断する独自基準「大阪モデル」に基づき、非常事態を示す「赤信号」を初めて点灯させた。重症者の病床使用率が数日中に指標の70%以上に達する可能性を踏まえ判断した。府は4日から15日まで全府民に可能な限り不要不急の外出自粛を要請する一方、府立学校は感染防止策の徹底を条件に通常授業を継続させる。
全府民を対象にした外出自粛要請は、4月の緊急事態宣言の発令時以来になる。大阪市北区と中央区の飲食店に対する時短営業の要請も、期間を4日間延長して15日までにする。
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