ホンダの井上彰吾選手、憧れの先輩・長野選手の「10番」受け継ぎ躍動 都市対抗

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
【東京都(NTT東日本)-狭山市(ホンダ)】五回裏狭山市1死一、二塁、勝ち越しの3点本塁打を放ち笑顔の井上=東京ドームで2020年12月3日、西夏生撮影
【東京都(NTT東日本)-狭山市(ホンダ)】五回裏狭山市1死一、二塁、勝ち越しの3点本塁打を放ち笑顔の井上=東京ドームで2020年12月3日、西夏生撮影

 第91回都市対抗野球大会(毎日新聞社、日本野球連盟主催)は第12日の3日、決勝でホンダ(埼玉県狭山市)がNTT東日本(東京都)を破り、大会優勝旗「黒獅子旗」を手にした。大黒柱的存在として躍進を支えてきたホンダ・井上彰吾選手(29)は、熱い思いで大舞台に臨んだ。

 2009年以来、11年ぶりの優勝を果たしたホンダ。快進撃の立役者となったのは、11年前の全国制覇の際に主力だった長野(ちょうの)久義選手(現・プロ野球の広島)と高校・大学が同じ井上彰吾選手だ。6学年上の強打者の背を追い、大学卒業後も長野選手と同じホンダに入社。先輩がつかんだ栄光を目指し、チームを引っ張ってきた。

 福岡県出身で、地元の筑陽学園高から日大に進学。大学1年だった09年、ホンダにいた長野選手が都市対抗で活躍する姿を目にした。強力打線の3番打者として計11安打を放ち、首位打者賞を獲得。「かっこいいな」と憧れた。明治神宮球場で長野選手に直接会い、バットももらった。13年に入社すると、長野選手がホンダ時代につけた背番号10を受け継ぎ「同じユニホームを着られる」と喜んだ。

この記事は有料記事です。

残り486文字(全文958文字)

あわせて読みたい