連載

食探訪

地域の特色を映し出す食材や料理を紹介します。

連載一覧

食探訪

山里Cafe 一本の樹 大和当帰の鶏にゅうめん 大好きな薬草、料理に /奈良

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
メインメニューの「大和当帰の鶏にゅうめん定食」=奈良県五條市で、高田房二郎撮影
メインメニューの「大和当帰の鶏にゅうめん定食」=奈良県五條市で、高田房二郎撮影

 定年を機に、新たな人生のステージに彩りを――。そんな思いを実現し、大好きな薬用植物「大和当帰(とうき)」を使った料理を提供するカフェを五條市内に開いた人がいる。元中学教諭、岡本則子さん(64)が経営する「山里Cafe 一本の樹」を訪ねてみた。【高田房二郎】

 南朝ゆかりの地、「賀名生(あのう)の里」を見下ろす山の上にある自宅の離れを改装して、岡本さんが店をオープンしたのは2019年10月。五條市内など県南部の中学校で35年、国語教師を勤めた後、桜井市の県立なら食と農の魅力創造国際大学校(NAFIC)で2年間、調理や経営、サービスを学んだ。

 60歳を前に定年後の人生設計を考えた時、ふと頭に浮かんだのが、10歳年長でカフェを営む音楽仲間の姿だった。「あんな風に生き生きと過ごしていきたい」とカフェの出店を計画。NAFICに入り、考案した大和当帰を使ったレシピが在学中に評判を呼んだことから、店のメインメニューとすることにした。

この記事は有料記事です。

残り435文字(全文850文字)

あわせて読みたい

注目の特集