政府は観光支援事業「GoToトラベル」を来年6月ごろまで延長する方針を固めた。新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、旅行需要や地域経済を引き続き下支えする。菅義偉首相は3日、観光戦略実行推進会議で「延長し、感染状況や旅行需要を踏まえて運用していく」と明言した。割引率を段階的に引き下げ、終了後の反動減を回避する考えだ。
政府は、来年1月末を当面の目安に事業を続けるとしてきたが、自民、公明両党は来年4~5月の大型連休まで延長するよう求めていた。打ち切り前に駆け込み需要が起き、反動が出る懸念もあり、政府は割引率を段階的に縮小する意向だ。休日に利用が集中しないよう、平日の割引率を高めることも検討する。
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