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はやぶさ2

探査機「はやぶさ2」がリュウグウで試料を採取して持ち帰る6年の旅を完遂。分析や次のミッションを解説。

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はやぶさ2の経験、次世代に 制御技術者が教訓集 宇宙空間の機体、狙い通りに誘導

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はやぶさ2の運用について、チームの若手メンバーと意見交換するJAXAの照井冬人・特任担当役(右)=JAXA相模原キャンパスの管制室で2018年6月(JAXA提供)
はやぶさ2の運用について、チームの若手メンバーと意見交換するJAXAの照井冬人・特任担当役(右)=JAXA相模原キャンパスの管制室で2018年6月(JAXA提供)

 小惑星リュウグウの試料入りカプセルを6日に地球に送り届ける予定の探査機「はやぶさ2」。最大で3億キロ以上離れた機体を狙い通りに動かしたのは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の航法誘導制御担当の5人のチームだった。リーダーのベテラン技術者、照井冬人・特任担当役(60)は「経験を風化させてはいけない」と教訓集をまとめた。「はやぶさ2」の知恵は次世代へ受け継がれる。

 はやぶさ2は2019年、リュウグウに2回、着陸した。目標地点からの誤差は最初がわずか1メートル、2回目は60センチという精度だった。照井さんらが探査機の特性を熟知し、精密に誘導できたため、起伏が激しく当初は困難とみられた着陸に成功した。

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