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「産業ロボット大国」復権の鍵? 開発コスト削減、合言葉は「働き方改革」

深夜、無人の店内で商品棚をチェックするロボット=東京都墨田区のフードスクエアオリナス錦糸町店で、カスミ提供

 スーパーやコンビニエンスストアで、人間に代わって働くロボットが登場している。省力化につながると期待されているが、オーダーメードだと価格が高いことが普及のネックだ。そこで量産化に向け、ライバル企業同士が手を結び、官民挙げてロボットの仕様を統一する取り組みが始まった。合言葉は「ロボットの働き方改革」。人の、ではなく、ロボットの働き方? どういうことなのか取材した。

 「後は私にお任せください。お疲れさまでした」。イオン系のカスミ(茨城県つくば市)が運営する食品スーパー「フードスクエアオリナス錦糸町店」(東京都墨田区)では、閉店後の深夜、ロボットがこうあいさつして無人の店内を回り始める。センサーで障害物を避けながら、商品棚をライトで照らし、カメラで撮影。人工知能(AI)が品切れで空いている場所などを認識する。解析結果はタブレット端末に送信され、翌朝出勤した店員がすぐに商品を補充できるしくみだ。

 カスミは2018年に業務代行ロボットの導入実験を始め、本格導入に向けて改良を重ねているところだ。担当者は「作業の一部をロボットに任せることで、店員は接客に注力でき、サービス向上につなげられる」と狙いを語る。誰もいない店内でけなげに働き、仕事を終えると所定の場所に戻って自ら充電するロボットは従業員たちにかわいがられ、棚の「チェックロボット」を短縮して「チロ」と呼ばれているという。

 ただし、…

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