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「富めるものだけでなく全人類に」途上国からワクチンナショナリズムに懸念 国連特別会合

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特別会合で演説するグテレス事務総長=米ニューヨークの国連本部で2020年12月3日、国連提供
特別会合で演説するグテレス事務総長=米ニューヨークの国連本部で2020年12月3日、国連提供

 国連総会(193カ国)は3日、ワクチン供給など新型コロナウイルスへの対応を協議する首脳級の特別会合を米ニューヨークの国連本部で開いた。先進国でワクチン実用化の動きが加速する中、途上国や島国を中心に「速やかで安全なワクチン供給」を求める声が相次ぎ、途上国のワクチン確保が改めて課題として浮き彫りになった。

 冒頭の演説で、グテレス事務総長は「ワクチンは国際公共財として誰もがどこでも入手できるものでなければならない」と強調。ワクチン開発に各国が共同出資・購入する枠組み「COVAX(コバックス)」の重要性を訴えた上で、ワクチンを行き渡らせるためにはさらに280億ドル(約2兆9000億円)が必要で、うち43億ドル(約4400億円)は「この先の2カ月で緊急的に必要だ」と述べた。

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