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「考える余裕はなかった」 太平洋戦争開戦79年を前に91歳が語る予科練生活

終戦直前に訓練した「水際特攻」について説明する篠原さん=北九州市門司区で2020年12月4日午前11時24分、奥田伸一撮影

 戦時中、旧日本海軍の飛行予科練習生(予科練)に志願し、終戦直前には、米軍の上陸を食い止める「水際特攻」の訓練に携わった北九州市八幡西区の篠原守さん(91)が4日、門司区の西門司市民センターで当時の様子を語った。太平洋戦争開戦(1941年12月8日)から79年になるのを前に、篠原さんは「今にして思えば作戦や組織に不合理な部分があった。戦争は絶対にしてはいけない」と訴えた。

 篠原さんを航空機搭乗員を養成する予科練に駆り立てたのは、訓練を描いた映画「決戦の大空へ」(43年)。主題歌は、11月末で終了したNHK連続テレビ小説「エール」の主人公のモデル、古関裕而作曲の「若鷲(わし)の歌」だった。在籍していた国民学校高等科(現在の中学校)の教員からも「軍関係に進め」と勧められ、1944年10月、15歳で第一岡崎海軍航空隊(愛知県)に入隊した。

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