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峠のトンネル群と港の鉄道遺跡・日本遺産

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峠のトンネル群と港の鉄道遺跡・日本遺産

/18 山中信号場待避線跡(南越前町山中) 線路守る「ロックシェッド」 /福井

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山中信号場のスイッチバック跡。右側の下っている舗装道路が旧北陸線の本線。左側の水平に伸びる砂利(バラスト)道は待避線。両方の奥の構造物がロックシェッド=福井県南越前町山中で=2020年10月2日午後0時17分、大島秀利撮影
山中信号場のスイッチバック跡。右側の下っている舗装道路が旧北陸線の本線。左側の水平に伸びる砂利(バラスト)道は待避線。両方の奥の構造物がロックシェッド=福井県南越前町山中で=2020年10月2日午後0時17分、大島秀利撮影

 今は県道207号が通る山中トンネルの出口から北東へ500メートルほど下ると、「山中信号場 待避線跡」の案内標識がある。そこから左に分岐する傾斜のない道が待避線だった。単線での輸送量を増やすため、険しい斜面を登坂・降坂するスイッチバックが設けられ、待避線の周辺に全長約1キロの規模で存在していたという。

 待避線跡は、上り線用と下り線用の2路線が通っていたため、幅が広い。赤茶けたバラスト(砂利や砕石)が多数残っており、そこは1962年の北陸トンネル開通で旧北陸線が廃止になってから時が止まったままのようだ。

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