山口大学は、小型人工衛星の開発などを手掛けるベンチャー企業「アクセルスペース」(東京都)とデータの利活用に関する協定を結んだ。同社が運用する衛星の画像データと、山口大が得意とする解析技術を組み合わせ、災害復旧などへの活用につなげる。来年度から共同研究を加速させる。
山口大は人工衛星などの研究で2017年から同社と関わりがあり、両者の取り組みが文部科学省の宇宙利用技術創出プログラムに採択されたことから協定締結につながった。
協定は11月27日に結ばれ、4日に山口大で両者が出席して発表会があった。同社は人工衛星1機を既に運用しており、来年3月には追加で4機を打ち上げる方針。計5機になると、現在2週間に1回程度の画像が1日半に1回送信可能になるという。山口大では送られてきた複数の画像データのずれを修正し、観測などのデータとして活用できるようにする役割を担う。学生にも活動に参加させることで研究に生かす。河川や農地の様子な…
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