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はやぶさ2

探査機「はやぶさ2」がリュウグウで試料を採取して持ち帰る6年の旅を完遂。分析や次のミッションを解説。

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はやぶさ2、カプセル分離成功 6日午前3時ごろ地球到着へ

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地球に帰還し、カプセルを切り離した「はやぶさ2」のイメージ図=JAXA提供
地球に帰還し、カプセルを切り離した「はやぶさ2」のイメージ図=JAXA提供

 小惑星探査機「はやぶさ2」は5日午後2時半ごろ、地球から約22万キロ離れたところで、小惑星リュウグウで採取した試料入りのカプセルを本体から切り離すことに成功した。カプセルは6日午前3時前に、オーストラリア南部に着地する予定。探査機は約52億キロに及んだ地球と小惑星の往復を終え、新たに小惑星「1998KY26」に向かうための軌道に入った。

 カプセルには、探査機が弾丸を発射して砕いたリュウグウの岩石のかけらが0・1グラム以上入っているとみられている。着地地点となる豪州のウーメラ砂漠で待ち構える宇宙航空研究開発機構(JAXA)の回収チームが発見し、速やかにチャーター機で日本に空輸する。

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