ホンダで唯一の「連覇」選手 日本製鉄かずさマジックから補強の右腕・橘 都市対抗

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準決勝の狭山市(ホンダ)-東京都(セガサミー)戦で2番手として力投する狭山市の補強・橘=東京ドームで2020年12月2日、手塚耕一郎撮影
準決勝の狭山市(ホンダ)-東京都(セガサミー)戦で2番手として力投する狭山市の補強・橘=東京ドームで2020年12月2日、手塚耕一郎撮影

 第91回都市対抗野球大会で、第80回大会(2009年)以来3回目の優勝を果たした狭山市・ホンダ。3日の決勝で11年ぶりに広がった歓喜の輪の中に、一人だけ「2連覇」を成し遂げた選手がいた。準決勝をはじめ3試合で好救援した橘朋晃投手(28)。君津市・日本製鉄かずさマジックから補強選手として参加し、前回大会では千葉市・JFE東日本の補強で優勝に貢献した「優勝請負人」ともいえる、まさに“持っている”男だ。

多彩な変化球が魅力の「優勝請負人」

 球速こそ130キロ台だが、抜群の制球力と横手気味のフォームから繰り出す多彩な変化球で相手打者を翻弄(ほんろう)する。初戦の大阪ガス戦では、先発・朝山の不調で四回途中からマウンドに上がると、七回途中まで1失点で切り抜け勝ち投手になった。準々決勝の西部ガス戦では八回無死一、三塁から登板。反撃を断ち切り、九回も3人で締めた。準決勝でも2番手で1回無失点と試合の流れをつくり、3試合計6回3分の2を投げて被安打7、1失点。優勝後は狭山市の選手から「お前のおかげだ。ありがとう」と声をかけられ、胴上げも受けた。

昨年はJFE東日本で勝利の方程式担う

 自チームでも主に中継ぎ、抑えを担い、「自分が抑えれば勝つ、打たれたら負けるというプレッシャーのあるリリーフの方が、先発よりもやりがいがある」と公言する強心臓の持ち主。狭山市の開田成幸監督は「制球が良く、どこでもいける万能型。橘投手がいることで、しっかりとゲームプランが立てられて心強い」と補強に選ん…

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