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宝塚市の中心市街地を流れる武庫川の中州で5日、11代目の「生(せい)」の石積みオブジェの制作が始まった。阪神大震災(1995年)の被災地の再生と記憶の継承などを願って、川が増水して流されるたびに、市民らが「再生」させてきた。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、参加者は早期の終息も祈りながら石を積んだ。作業は6日もある。
オブジェの初代は2005年、現代美術家で市民団体「記憶の中の『生』再現プロジェクト」の大野良平代表(61)が制作。その後、毎年の夏と冬に、流失したり崩壊したりしたオブジェの造り直しや修復が行われてきた。
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