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創作の原点

絵本作家、芸術家 田島征三さん 野山で向き合った「命の感触」

=神奈川県藤沢市のアトリエで

絵本作家、芸術家・田島征三(たじま・せいぞう)さん

 田島征三さん(80)が筆を握れば、バッタは自由に空を飛び、大地は高らかに歌い出す。骨太のダイナミックな筆致に宿る生命の輝き。戦後間もない食糧難の時代に自然豊かな南国土佐で少年期を過ごし、「命あるものと向き合う生活」を送った。その手に渦巻く「命の感触」が今も創作へと突き動かす。

 今年7月、絵本『つかまえた』(偕成社)を出版した。とある夏の日、川の浅瀬に大きな魚を見つけた「ぼく」が、水の中で暴れる魚を夢中で捕まえようとする物語。<手の中でぬるぬる/にぎるとぐりぐり/いのちがあばれる>。幼少期の原体験を描き、「今までの総決算みたいな本になった」と語る。

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