メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

エンタメ小説・今月の推し!

山岳で自立する少年 マジシャン探偵登場=西上心太

 少年の自立。それが樋口明雄の南アルプス山岳救助隊シリーズ9作目となる『風の渓』(徳間文庫)のテーマの一つである。舞台となるのは富士山に次ぐ標高を誇る北岳。その2200メートル付近にあるのが白根御池小屋だ。その隣に併設された山梨県警山岳救助隊には、ハンドラーの隊員とコンビを組む3頭の救助犬も配備されている。

 13歳の中江悠人は義父と実母から暴力とネグレクトを受けていた。心配した伯母が6月に彼を北岳登山に連れ出すが滑落事故を起こす。ボーダーコリーのメイと組む星野夏実隊員らに救助され、救助隊と縁ができた悠人は、夏休みを北岳登山路の外れにある両俣小屋で過ごすことになった。

この記事は有料記事です。

残り697文字(全文983文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「午後8時には閉めない」反旗を翻した外食チェーンの本気

  2. 際立つ大阪のコロナ死 その理由、高齢者の「命のリスク」高める構図とは

  3. 「30%を切ったら危険水域」 菅内閣の支持率大幅低下に政府・与党危機感

  4. 「首相にふさわしい人」河野氏トップ 菅首相は3位に転落 毎日新聞世論調査

  5. 夜明けを待って~コロナ禍を歩く 日本を愛したベトナム人青年 なぜ24歳で死ななければならなかったのか

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです