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新型コロナウイルスの感染拡大で、大阪府が非常事態を示す「赤信号」を点灯させてから初の週末となった5日、大阪の繁華街の人通りは普段より少なく、娯楽施設や商店主からは「先行きが見通せない」と不安の声が相次いだ。
大阪市中央区のボウリング場「心斎橋サンボウル」でも5日午後、客の姿はまばら。同市北区の女子大学生(21)は「週末なのに人通りが少なくて驚いた。今日は早めに帰宅する」と言葉少なだった。
心斎橋サンボウルではレーンの客席に仕切りを設置し、ボールや靴、椅子などの消毒を徹底するなど感染防止対策を取っているが、12月の客入りは前年の5割減という。中央区では居酒屋などに営業時間短縮要請が出されており、岡本功一支配人は「飲食店に行けなくなった客が、ボウリング場に来てくれるのではと期待したが、実際は街全体の人出が減り、赤信号点灯で更に少なくなった印象。それでも営業できるだけありがたい」と前を…
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