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#最後の1年

新型コロナに揺れる学生スポーツ界。最高学年の選手は無念や戸惑いを抱きながら「最後の1年」を過ごしています。

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「今年は今年の『荒ぶる』がある」 早大ラグビー副将、下川甲嗣 伝統の早明戦

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【早大-明大】試合前に調整する早大・下川=東京・秩父宮ラグビー場で2020年12月6日、滝川大貴撮影
【早大-明大】試合前に調整する早大・下川=東京・秩父宮ラグビー場で2020年12月6日、滝川大貴撮影

 ラグビーの関東大学対抗戦は6日、東京・秩父宮ラグビー場で伝統の「早明戦」。昨季全国大学選手権を制した早稲田大(6勝)は引き分け以上で、昨季対抗戦で全勝優勝を果たした明治大(5勝1敗)は勝てば優勝が決まる。早大は7―21とリードを許して前半を終えた。

 大きくリードされ、ハーフタイムまでに反撃の糸口を見つけたかった前半終了間際。SH小西泰聖(20)=スポーツ科学部2年=が相手のすきを突いてゴール前まで迫ったのに乗じて、早大FWが殺到した。プロップ小林賢太(21)=同3年=がトライを挙げると、サポートしたロックの下川甲嗣(かんじ、21歳)=同4年=はその肩を優しくたたいていたわった。

 今年の早大で唯一、早明戦で4年間先発出場し続けた下川は、新型コロナウイルスの影響で観客数に制限がかけられながらも、大きな拍手で盛り上がるスタンドを見つめた。

 福岡県出身の下川は、兄で慶応大のFBとしても活躍した桂嗣さん(29)の後を追って4歳から中学卒業まで地元のラグビースクールでプレーした。高校は…

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