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#最後の1年 明治大ラグビー部

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明大が伝統の「早明戦」制し、対抗戦連覇 寮長のロック・高橋広大が勝利に貢献

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【早大-明大】早大戦で味方に指示する明大の高橋=東京・秩父宮ラグビー場で2020年12月6日、滝川大貴撮影
【早大-明大】早大戦で味方に指示する明大の高橋=東京・秩父宮ラグビー場で2020年12月6日、滝川大貴撮影

 ラグビーの関東大学対抗戦は6日、東京・秩父宮ラグビー場で伝統の「早明戦」が行われ、1敗の明治大が34―14で全勝の早稲田大を降し、逆転優勝を決めた。明大は2年連続18回目の優勝を果たした。

 ラインアウトからモールを一方的に押し込んで奪った前半の3トライ目に、明大が誇る重戦車FWは感情をあらわにした。頑強にくみ上げた一団の中核を担った4年生ロックの高橋広大(22)=情報コミュニケーション学部=は、顔を真っ赤にしながら雄たけびを上げた。

 前節の帝京大戦は立ち上がりが不安定だったが、この日は試合開始直後から持ち味である縦への強さを発揮し、接点、スクラム、ラインアウトのいずれでも優位に立った。高橋の「みんなはあまり口に出さないが、早明戦には胸に秘める思いがある。燃えないわけがない」という言葉は、だてではなかった。

 明大は1カ月前の思わぬ敗戦から、右肩上がりの成長曲線を描いた。その歩みは、リーダー陣の一人である高橋抜きに語れない。

 下馬評で有利とされながら11月1日の慶応大戦に12―13で敗れた。足首のけがの影響で出場できなかった高橋は「気持ちの問題。勝てるのでは、という油断があった。自分たちと向き合う必要があった」と振り返る。

 寮生活の責任を負う寮長を務める高橋は、関東対抗戦を制し、全国大学選手権で準優勝した昨季のチームにはなかった…

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