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はやぶさ2

探査機「はやぶさ2」がリュウグウで試料を採取して持ち帰る6年の旅を完遂。分析や次のミッションを解説。

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はやぶさ2 カプセル帰還 リュウグウの石「制約なし」 惑星検疫、生命の可能性で差

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探査機はやぶさ2が撮影した小惑星リュウグウ=JAXA、東京大など提供
探査機はやぶさ2が撮影した小惑星リュウグウ=JAXA、東京大など提供

 探査機「はやぶさ2」が地球へ届けたカプセルには、小惑星リュウグウで採取した石や砂などが入っているはずだ。他の天体の物質を、地球に持ち込んでも大丈夫なのか。未知の生物が人間や地球環境に害を与える恐れはないのか。実は、そんな心配に対応するための国際ガイドラインがある。どんなルールなのだろうか。

国際機関がガイドライン

 太陽系探査で地球や他の天体の環境を守るキーワード、それは探査する天体に生物が存在しうるかどうかが判断基準となる「惑星検疫」だ。そして、世界の研究者らで構成されている国際宇宙空間研究委員会(COSPAR)という機関が、その検疫の「惑星保護方針」というガイドラインを定めている。

 COSPARは、リュウグウに生物が存在する可能性はなく、はやぶさ2が持ち帰る物質を地球へ持ち込む際、特別な処置は必要ないと評価。先代のはやぶさが持ち帰った小惑星イトカワの物質も同様だった。

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