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動き出す仏たち

お堂からSNSへ、さらにはロボットに――。広がる仏像の「行動範囲」を追います。

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活用の時代に 動画で技伝える仏師 「彫る祈り」悩める人に発信

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仏像を修理する様子を、スマートフォンで動画撮影する坂上俊陽さん=金沢市で2020年11月10日午後3時40分、花澤茂人撮影
仏像を修理する様子を、スマートフォンで動画撮影する坂上俊陽さん=金沢市で2020年11月10日午後3時40分、花澤茂人撮影

 手に収まるほどの木片の上を滑るように彫刻刀が動くと、やがて観音さまの柔らかなほほえみが現れた。仏像を生み出す自身の技を撮影し、動画投稿サイト「ユーチューブ」に投稿し続けている若き仏師がいる。金沢市に工房を構える坂上俊陽(としはる)さん(36)。10年前に始め、動画は約250本、総再生回数は約90万回を数える。職人技を惜しみなく発信する背景には「苦しみ悩む人のためにこそ仏像を彫りたい」という願いがある。

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