阿寒湖マリモ、成長解明 胞子出さず、球状維持 5~7年で直径20センチに 北大院 /北海道

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阿寒湖で見つかった、直径約30センチのマリモ=2002年(若菜勇さん提供)
阿寒湖で見つかった、直径約30センチのマリモ=2002年(若菜勇さん提供)

 北海道大大学院の研究グループは、釧路市の阿寒湖に生息する国の特別天然記念物マリモのうち、よく知られる球状タイプは他のタイプと異なり胞子をほとんどつくらないことが分かったとの研究結果を公表した。胞子が放出されないため、マリモを構成する糸状体がちぎれず形を維持したまま大きくなるという。成長の仕組みは長年謎のままだった。

 研究グループは2017~18年に計6回、阿寒湖内の5カ所でタイプの異なるマリモから糸状体を取り出し、細胞に胞子ができる割合を調べた。岩に付着するタイプのマリモはほかの藻類と同様に定期的に胞子を放出して繁殖することが確認できた一方、球状タイプではほとんど胞子は観察できなかった。

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