「名選手、名監督にあらず」というが、この人は違う。研究成果を聞くのが取材の目的だったのに、師のように、人生の迷いを解いてくれる。掲載紙を送ると、妻慶子(きょうこ)さんから直筆の感想が届く。小柴一家のファンになった。
最も感銘を受けた小柴語録は「卵」にまつわる話である。「やりたいと思っている夢の卵をいつも三つとか四つ持ち、努力する。ふとしたことがヒントになり、どれか一つがかえるチャンスがくる」
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