連載

100年カンパニーの知恵

膨大な同業者が退場していった中で、彼らが日々を重ねられた理由は何か。幸運や巡り合わせというだけでは見過ごしてしまう細部があるに違いない。その知恵を広く共有すべく、じっくり語っていただいた。

連載一覧

100年カンパニーの知恵

キーコーヒー/上 産地と共に文化の未来守る

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
昨年の「キーコーヒー アワード」で、トラジャ地方の農家をねぎらう柴田裕社長(左)=同社提供
昨年の「キーコーヒー アワード」で、トラジャ地方の農家をねぎらう柴田裕社長(左)=同社提供

 <since 1920>

 赤道直下のインドネシア・スラウェシ島は、アルファベットの「K」に似た姿をしていることで知られる。その真ん中に位置する標高800~1800メートルのトラジャ地方は、昼夜の寒暖差を生かしたコーヒー栽培が盛んだ。この山岳地帯で、コーヒーの木は、白い小さな花を咲かせ、真っ赤な実をつける。

 レギュラーコーヒー製造・販売大手「キーコーヒー」(東京都港区)はこの地に約530ヘクタールの直営「パダマラン農園」を持つ。地元の農家が育てたコーヒー豆と合わせ「トアルコ トラジャ」ブランドで1978年に発売。旗艦商品として手塩にかけて育ててきた。

この記事は有料記事です。

残り521文字(全文799文字)

ご登録から1カ月間は100円

※料金は税別です

あわせて読みたい

注目の特集