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影山貴彦のテレビ燦々

同志社女子大学メディア創造学科教授・影山貴彦さんがつづるテレビにまつわるコラムです。

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影山貴彦のテレビ燦々

「#こもりびと」にみるNHKの「熱」 コロナ禍の今、意味深い企画

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ドラマ「こもりびと」に込めた思いを語った主演の松山ケンイチさん=東京都渋谷区のNHKで2020年11月20日、大沢瑞季撮影
ドラマ「こもりびと」に込めた思いを語った主演の松山ケンイチさん=東京都渋谷区のNHKで2020年11月20日、大沢瑞季撮影

 <影山貴彦のテレビ燦々(さんさん)>

 日本でひきこもり状態にある人は100万人を超えた。そして、40歳以上の比率が半数を超える。高齢の親が中高年のひきこもりの子の面倒を見ることで、親と子が共に孤立してしまう「8050問題」が深刻化している。

 NHKが「#こもりびと」というプロジェクトを立ち上げた。「こもりびと」は、神奈川県大和市が「ひきこもりより温かみのある呼び名を」と名付けたそうだ。

 プロジェクトの一環としてスペシャル編成されたのが、「8050問題」を正面から描いた11月22日放送のスペシャルドラマ「こもりびと」や、29日放送のドキュメンタリー「ある、ひきこもりの死 扉の向こうの家族」(いずれも総合)。さらに「ウワサの保護者会」(Eテレ)の11月21日放送分では、親の視点から子どものひきこもりや不登校を考察した。ラジオでは、5、7、9月に続き、11月23日に「みんなでひきこも…

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