「水戸のシンボル」巡り紛糾 偕楽園整備、茨城県主導に市議「自然破壊だ」

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飲食施設の建設が予定されている、偕楽園拡張部の月池地区=水戸市千波町で
飲食施設の建設が予定されている、偕楽園拡張部の月池地区=水戸市千波町で

 茨城県が2021年8月のオープンを目指している偕楽園月池地区(水戸市千波町)の飲食施設について、水戸市議会議員の一部から反発の声が上がっている。1842年の開園当時の状態を至上とする意識や、「水戸のシンボル」が県管理の下で整備されることへの感情的なしこりも絡み、事態は複雑だ。【森永亨】

 整備が進められているのは、園内のパークレストランと池を眺められるテラスガーデン。公募により整備計画が決まり、「アイ・ケイ・ケイ」(佐賀県伊万里市)を代表とする共同事業体を運営事業者に認定。今年8月に計画が発表された。

 それに反発したのが水戸市議会だ。10月1日には、県に整備計画について説明を求める意見書を提出。11月10日に開かれた市の特別委員会では、県営業戦略部の担当者を前に、委員長を務めた松本勝久市議や安蔵栄市議らから「新聞報道を見てがくぜんとした」「県からの話は何もなかった」「一張一弛の空間や、残された自然が破壊される」などと糾弾の声が相次いだ。

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