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韓国コロナ第3波 規制強化に追い込まれた政府 経済との両立戦略崖っぷち

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市民に対し、新型コロナウイルス対策への協力を求めるソウル市のポスター=ソウルで2020年12月7日、渋江千春撮影
市民に対し、新型コロナウイルス対策への協力を求めるソウル市のポスター=ソウルで2020年12月7日、渋江千春撮影

 韓国にも新型コロナウイルス流行の「第3波」が到来し、経済への悪影響を考慮して規制強化に慎重だった政府が、防疫段階の相次ぐ引き上げに追い込まれた。これまで強制的なロックダウン(都市封鎖)を行わずに乗り切ってきた「韓国モデル」は正念場を迎えている。

 「10カ月以上続く新型コロナとの闘いで我々は今、最大の危機に直面している。これを乗り越えてこそ、平穏な日常を少しでも早く取り戻せると理解してほしい」。丁世均(チョンセギュン)首相は6日、市民に規制強化への理解と協力を重ねて求めた。

 韓国はこれまで2回の大きな危機を乗り越えてきた。1度目は2月半ばから南部・大邱(テグ)市を中心に起きた感染爆発。2度目は8月中旬から首都圏で起きた教会を中心とした集団感染だ。いずれも感染が疑われた集団への大量検査を実施して感染者を早期発見。その上で、徹底的な疫学調査を実施して接触者を洗い出し隔離した。先手の対策が功を奏し、感染拡大を収束させてきた。

 ところが本格的な冬の到来とともに首都圏を中心に1日あたりの新規感染者数が再び増加し、11月18日午前0時現在で300人を超えた。このため政府は同24日から首都圏の防疫措置を5段階のうち下から3番目の第2段階に引き上げて、カフェは終日、その他の飲食店も午後9時以降、それぞれ店内での飲食を禁じる措置などを取った。市民同士の接触や移動を制限することで感染拡大を抑える狙いだったが、それでも感染の拡大傾向は続き、ここ数日は1日の新規感染者数が500~600人台で推移している。

 今回の第3波は大規模な集団感染ではな…

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