京都・祇園進出の帝国ホテル概要判明 弥栄会館外観引き継ぐ 25年完成へ

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帝国ホテルが改修後に開業を予定する弥栄会館。城郭を思わせる特徴的な外観は残される見通し=京都市東山区で2020年12月7日午後1時52分、小田中大撮影
帝国ホテルが改修後に開業を予定する弥栄会館。城郭を思わせる特徴的な外観は残される見通し=京都市東山区で2020年12月7日午後1時52分、小田中大撮影

 京都・祇園の国登録有形文化財「弥栄(やさか)会館」(京都市東山区)に帝国ホテル(東京都)が開業を予定している、ホテルの概要が判明した。同会館を象徴する南西部の壁面などは残すが、他は解体して本棟と北棟を新築。2021年6月から工事に着手し、25年10月の完成を目指している。祇園に本格的な高級ホテルが進出するのは初めて。

 帝国ホテルが検討している計画によると、ホテル部分は同会館(地上5階地下1階建て)がある部分を、地上7階地下2階建ての本棟に改修。北側の空き地部分に地上2階地下1階建ての北棟を新築する。登録有形文化財であることを考慮し、花見小路に面する同会館の南西側の壁面などは残し、城郭を思わせる会館の外観はおおむね引き継ぐという。

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