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「民主主義の崩壊だ!」 日本のトランプ氏支持者たちがデモで語ったこと

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トランプ大統領の再選を訴えてデモ行進する人たち=東京都千代田区で2020年11月25日午後6時6分、丸山博撮影
トランプ大統領の再選を訴えてデモ行進する人たち=東京都千代田区で2020年11月25日午後6時6分、丸山博撮影

 日本語圏SNSなどで、トランプ米大統領を支持する声が目立つ。11月の大統領選でもその勝利を信じ、「大規模な選挙不正があった」と発信し続ける人も少なくない。ある国の政治指導者が他国で人気を得る現象はままあるが、それにしても今の「トランプ人気」の強度は相当なものに見える。一体どういうことなのか、東京都心でのデモ行進に参加した日本のトランプ支持者たちに話を聞いてみた。【和田浩明/統合デジタル取材センター】

150~200人が日比谷公園から銀座へ

 「トランプ大統領再選を応援しよう!」「アメリカ大統領選の不正選挙は民主主義の崩壊だ!」「アメリカ、日本のマスコミは真実を報道せよ!」「中国の脅威から日本を守ろう!」。拡声器から次々と広がるシュプレヒコールに、老若男女の参加者が腕を突き上げて唱和する。11月25日の午後6時過ぎ。日比谷公園から出発した隊列は銀座に向かった。新型コロナウイルス禍のさなかでも人出の目立つ街中を、警備の警察官の誘導に従って粛々と歩いて行く。

 その名も「11/25日本からトランプ大統領を応援しよう」という集まりだ。呼びかけ人の一人である古山貴朗氏は「私は(宗教法人)幸福の科学と(それを母体とする)幸福実現党のメンバーですが、今回はその立場を離れてやっている」と話した。デモへの参加はツイッターやフェイスブック、ユーチューブで呼びかけたという。数えると、150人から200人ほどは集まっているようだ。

 歩き続ける人々は、上部に米国の星条旗がデザインされた高さ3メートルはありそうなそろいののぼりを何本も掲げていた。印刷された文言は「がんばれトランプ!!」「It's not over!!!(まだ終わっていない)」といったものだ。何人かが持っていた手製のプラカードには、…

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