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筑波大学は5年前から、発達障害のある学生が充実した学生生活を送れるよう支援する「発達障害学生支援プロジェクト」を推進している。もともと身体に障害のある学生への支援に熱心だった同大学が、さらに一歩踏み込んで、外からは分かりにくい障害の専門的支援に着手したプロジェクトで、国内の大学では先進的な取り組みだ。今月3~9日は、障害に対する関心と理解を深めるための「障害者週間」。同週間に合わせ、筑波大の取り組みを紹介したい。【筑波大・西美乃里】
筑波大では2015年10月、視覚や聴覚、肢体など何らかの障害がある学生の修学支援やキャリア支援などにあたっていた学内の3部署を統合した「ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリアセンター(DACセンター)」が発足。そして同センターの下、発達障害領域に特化して支援の研究・実践を行う同プロジェクトが始動した。
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