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地域の挑戦 降雪変化、北海道に「野良イモ」

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 <くらしナビ・環境>

 地球温暖化が進むと、単に気温が上昇するだけでなく、大雨の回数が増えるなど天気の傾向が変わると予測されている。北海道では雪の降り方が変わりつつあり、十勝地方などの畑で「野良イモ」と呼ばれる厄介者が登場した。この正体と対策とは。

 地域によっては1年の半分近く雪に覆われる北海道だが、気候変動に伴う気温上昇によって積雪は減少傾向にある。札幌管区気象台によると、道内の平均気温は100年当たり1・59度のペースで上昇中。札幌など日本海側8地点の平均の最深積雪は緩やかに減少しているが、2018年に道北の幌加内町で48年ぶりに積雪の深さの記録を更新するなど、近年極端な大雪も目立つ。

 地球温暖化が進むと、一般的には雪が雨に変わり、降雪量、積雪量も減る地域が多いとされる。だが、北海道立総合研究機構(道総研)エネルギー・環境・地質研究所の鈴木啓明研究主任は「非常に寒い地域では、平均気温が数度上がっただけでは雪は雨に変わらない。温暖化で大気中の水蒸気量が増え、むしろ雪が増える地域もあると考えられる。大雪の対策も必要になる」と話す。

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