薪で調理、大豆は週2~3回 独裁色強めるマドゥロ政権下で困窮するベネズエラ市民

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
拾ってきた薪で大豆を煮るエウクリデス・ファリアスさん=カラカス郊外で2020年12月4日、山本太一撮影
拾ってきた薪で大豆を煮るエウクリデス・ファリアスさん=カラカス郊外で2020年12月4日、山本太一撮影

 経済危機に陥っているベネズエラで、食糧難や公共サービスの悪化が貧困層の生活を直撃している。今春以降、新型コロナウイルスによる不況が追い打ちをかける中、貧困層が住む地区では路上で拾った薪で調理する光景が日常的になりつつある。

 「食事は毎日、米とパスタだけだ。今日は特別で、週に2~3回しか食べられない大豆を煮る」。山の斜面に質素な家が密集し、6万人以上が暮らす首都カラカス郊外のスラム街「コチェ」。住人のエウクリデス・ファリアスさん(59)はそう言って薪に火を付け、鍋で大豆を煮込み始めた。

 ファリアスさんは…

この記事は有料記事です。

残り773文字(全文1027文字)

ご登録から1カ月間は100円

※料金は税別です

あわせて読みたい

注目の特集