聴覚障害者の病院受診、オンラインで遠隔手話通訳 コロナ感染リスクを回避 石川

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遠隔で診察を受ける患者役と手話のデモンストレーションをする石川県聴覚障害者協会のスタッフ(左)=金沢市内で2020年11月29日午後3時15分、阿部弘賢撮影
遠隔で診察を受ける患者役と手話のデモンストレーションをする石川県聴覚障害者協会のスタッフ(左)=金沢市内で2020年11月29日午後3時15分、阿部弘賢撮影

 石川県は、聴覚障害者が病院を受診する際にオンラインで遠隔手話通訳するサービスを始めた。新型コロナウイルスをはじめとした感染リスクから手話通訳者が病院への同行を控える動きがあることを考慮した。スマートフォンやタブレット端末を介して医師らとのコミュニケーションを支援でき、利用者や手話通訳者の安心安全を確保したい考えだ。【阿部弘賢】

 「39度の熱が続いている。新型コロナにかかっていないか心配」。事業を県から受託する県聴覚障害者協会が11月29日に金沢市内で開いた通訳者向け研修会のデモンストレーションで、患者役がタブレットに向かって手話で症状を説明し、別の場所にいる手話通訳者が医師役に口頭で伝えた。医師役が「ではレントゲン検査と血液検査をします」と答えると、今度は患者役に画面越しに手話で伝えた。

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