「再審準備のための利益侵害」 死刑囚と精神科医の「秘密面会」認める 広島地裁

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裁判所=ゲッティ
裁判所=ゲッティ

 精神科医が死刑囚と接見する際に収容先の拘置所職員が立ち会ったのは違法だなどとして、死刑囚らが国に330万円の損害賠償を請求した訴訟の判決が8日、広島地裁であった。谷村武則裁判長は「医師との接見は刑事責任能力に関する精神鑑定のためだった」と判断。再審を望む死刑囚側の利益を侵害したとして、国側に66万円の支払いを命じた。

 原告は、広島県福山市で1992年3月に起きた強盗殺人事件で2007年に死刑が確定した60代男性と弁護士。弁護士によると、司法通訳人を除く第三者の面会を巡り、職員立ち会いの違法性が判断されたのは初めてという。

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