「国民一人一人が、かけがえのない存在」 皇后雅子さま57歳誕生日 「心の痛む年」

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 皇后雅子さまは9日、57歳の誕生日を迎えられ、宮内庁を通じて文書で感想を公表した。新型コロナウイルス感染症に見舞われた1年を「大変に心の痛む年」とし、医療従事者に「日夜献身的に力を尽くしていることに、心からの敬意と感謝の意を表したい」と述べるなど、困難な状況に向き合う人々への思いを連ねた。

 文書は約4100文字に及び、皇太子妃時代を含めて最も長い感想となった。多くを新型コロナを巡る社会の状況への思いに充て、経済的に苦境に立たされている人が大勢いることや虐待の増加問題を案じ、現在の心境を「国民一人一人が、かけがえのない存在であるということを身にしみて感じる」とつづった。

 秋篠宮さまの「立皇嗣(りっこうし)の礼」が11月に行われて皇位継承に伴う国の儀式が全て終了したことに「安堵(あんど)している」との気持ちを明かした。皇室行事が中止・延期される中、オンラインでの国民との交流に積極的な姿勢も示した。

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