ベネズエラ議会選「不法」 政権強行 米・EU承認せず

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山の斜面に広がるスラム街には、レンガ造りの質素な家屋が密集する=カラカス郊外で2020年12月4日、山本太一撮影
山の斜面に広がるスラム街には、レンガ造りの質素な家屋が密集する=カラカス郊外で2020年12月4日、山本太一撮影

 反米左派、マドゥロ大統領の与党連合が勝利した6日のベネズエラ国会議員選について、米国や欧州連合(EU、加盟27カ国)など約20カ国・地域が7日、「不法だ」として結果を承認しないと表明した。野党指導者グアイド国会議長が率いる野党連合がボイコットした中、議会選を強行した政権へ各国から非難が相次いだ。

 ポンペオ米国務長官は7日の声明で、「信頼性を担保する最低限の水準を満たしていない。議会選を装った政治的茶番劇で、マドゥロ氏のかいらいの国会を設ける試みに過ぎない」と厳しく非難した。ポンペオ氏は棄権率が約70%に及んだことを念頭に「幸いなことにだまされた人はほとんどいなかった」と言及。さらに、米国は引き続きグアイド氏を暫定大統領として承認し続けると強調した。

 EUのボレル外務・安全保障政策上級代表(外相)は声明で「残念なことに(与野党間の)国内の合意なしに行われた」と非難。カナダやブラジル、コロンビアなど米州大陸の16カ国は共同署名した文書で「合法性と正当性を欠いている」と批判した。

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