12年ぶり山形知事「選挙戦」 3度目の不戦敗阻止へ、二階幹事長の激励

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支持者と笑顔で話す大内氏(中央)=山形県真室川町で2020年10月18日、長南里香撮影
支持者と笑顔で話す大内氏(中央)=山形県真室川町で2020年10月18日、長南里香撮影

 猛暑が続いていた8月上旬、東京・永田町の自民党本部。元五輪担当相の遠藤利明衆院議員らと訪れた元山形県議の大内理加氏(57)は、出馬のあいさつのため、二階俊博幹事長と向き合っていた。

 「業界団体で難しいところは、俺がお願いする。足で稼げ。その分だけ票になるから頑張れ」。巨大与党の運営を一手に取り仕切る実力者は、12年ぶりの知事選で擁立する候補者を激励した。

 政権与党でありながら、2013、17年の知事選は候補者の擁立すらできず、現職の吉村美栄子知事(69)に無投票当選を許してきた。「(3連続の)『不戦敗』は認められない」。自民党県連幹部の一人は強調する。前回参院選(19年)では現職が、吉村氏を支持する野党が推薦した新人の芳賀道也氏(無所属)に惜敗。自民党側は吉村氏に応援を依頼したが、かなわず、関係者は「しこりが残った」と話す。

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