誰一人取り残さない? デジタル化の「置いてきぼり」に不安抱える高齢者

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パソコンやスマートフォンの使い方などを学ぶ高齢者ら=東京都武蔵野市の「吉祥寺パソコン&スマホ教室」で2020年12月2日午前11時2分、後藤豪撮影
パソコンやスマートフォンの使い方などを学ぶ高齢者ら=東京都武蔵野市の「吉祥寺パソコン&スマホ教室」で2020年12月2日午前11時2分、後藤豪撮影

 行政や社会のデジタル化を最重要課題に据える菅義偉政権は「誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化」を未来像に掲げる。しかし、対応力は人それぞれで、総務省の試算によると、支援を必要とする高齢者は約1000万人に上るとされる。高齢者の間で広がる「置いてきぼり」になる不安感。解消への道のりは遠い。

 12月上旬、東京都武蔵野市の「吉祥寺パソコン&スマホ教室」では、高齢者ら7人がパソコンやスマートフォンと向き合っていた。杉並区の医師、宮村正広さん(71)は、コロナ禍で、物品を注文するにも講演会の予約をするにもオンラインが増え、必要に迫られてスマホを購入した。しかし、使い方が分からず教室に通い始めた。

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