「簡単には引きはがせない」「本来任務も」 看護官派遣に戸惑い隠せぬ自衛隊 新型コロナ

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臨時記者会見で北海道への看護官と准看護師の派遣について説明する岸信夫防衛相(中央)=防衛省で2020年12月8日午後5時半過ぎ、松浦吉剛撮影
臨時記者会見で北海道への看護官と准看護師の派遣について説明する岸信夫防衛相(中央)=防衛省で2020年12月8日午後5時半過ぎ、松浦吉剛撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、看護師資格を持つ自衛隊の「看護官」らが北海道旭川市に派遣されることになった。8月の沖縄県への派遣に続く対応で、大阪府へも週内にも派遣もされる見通し。自衛隊内部からは「看護官の人数は潤沢ではない」と派遣先の拡大に懸念や戸惑いの声も上がっている。

 8日の防衛省発表によると、派遣されるのは看護官と准看護師の隊員でつくる2班(各5人)の計10人。大規模クラスター(感染者集団)が発生し、医療崩壊が懸念される旭川市の病院と福祉施設で当面、2週間働く。

 自衛隊には医師免許を持つ「医官」と、看護官がそれぞれ約1000人いるほか、准看護師の資格を持つ隊員がいる。日ごろは各地の自衛隊病院を中心に、駐屯地の医務室などでも勤務している。技能向上の研修を受けるため職場を離れる場合もあり、人手は限られているという。

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