憧れだった自衛官、今も見る悪夢 防衛大いじめ訴訟の原告「国は公の場で謝罪を」

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国の責任を認めた福岡高裁判決を受け、記者会見でコメントを述べる元学生(中央)=福岡市中央区で2020年12月9日午後5時10分、津村豊和撮影
国の責任を認めた福岡高裁判決を受け、記者会見でコメントを述べる元学生(中央)=福岡市中央区で2020年12月9日午後5時10分、津村豊和撮影

 「提訴は間違いじゃなかった」。防衛大学校(神奈川県横須賀市)でのいじめを巡って国の責任を認めた9日の福岡高裁判決。元学生の20代の原告男性は、提訴から4年9カ月を振り返り、喜びをかみしめた。夢を抱いて飛び込んだ学校で受けたいじめの記憶に今も苦しむ時がある。判決後、あきらめずに闘い続けた男性は、二度と同じ被害者が出ないようにと強く願った。

 「原判決を変更する」。逆転勝訴の判決に、男性は何度もうなずきながら弁護団と握手を交わした。

 男性は中学時代、災…

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